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2010年 3月 05日

個人事業主の確定申告 e-Taxで白色申告 その1:事前準備編


確定申告 e-Tax

確定申告が完了しました。まだ、内容については疑問や不安が残ったままの状態ではありますが…。今回は「面倒なら面倒ついでにe-Taxで確定申告してしまおう!」と思い立ってからの手順やポイントなどを、メモしておこうと思います。これからe-Taxにしようと思われている方の参考になれば幸いです。

■まずは準備編

国税庁の「平成21年分確定申告特集」の中にある、「e-Taxをご利用になる場合の準備等」を参考に進めて行きます。

最初に「利用環境の確認」をしてみましょう。Windowsの場合は2000(SP4)以降であればほぼ問題無いかと思いますが、Windows7の64bit版を使用されている場合は少し注意が必要のようです。また、Macの場合はOS10.4~10.5が対応となっており、最新のOS10.6では現段階でe-Taxに対応できない事が確認されているので注意してください。

■電子証明書の取得

練馬区の住民基本台帳カード
発行された住民基本台帳カード
ベースの印刷がやや残念な品質です…

上記環境に問題が無ければe-Taxでの確定申告は可能です。次に電子証明書を入手しましょう。電子証明書は住民基本台帳カード(ICカード)に「書き込む」事で利用できるようになります。既に住民基本台帳カードを持っている場合でも、電子証明書が書き込まれていない場合は改めて、役所窓口にて書き込みの手続きが必要になります。

私の場合は住民基本台帳カードも持っていませんでしたので、近くの練馬区役所石神井庁舎へ行って、発行の手続きをしよう…としました。が。

「石神井庁舎では、住民基本台帳カードの発行はできるのですが電子証明書の発行ができないので、改めて練馬区役所本庁へ行っていただく必要がありますが」

この時は、窓口の方が仰っていることがよく解りませんでしたが要約すれば、e-Taxで使えるカードを入手するには石神井庁舎ではダメで、練馬区役所本庁へ行かなければならない、ってことみたいです。仕方が無いので翌日改めて、練馬区役所本庁へ行くことにしました。

窓口では、まず住民基本台帳カードの発行が行われます。ここでカードの発行手数料として500円。次に、別の窓口に移動して、発行されたカードに電子証明書を書き込む作業に移ります。この際に、係の方の指示に従って暗証番号の登録⇒暗証番号の確認を行って、電子証明書の書き込みが行われ、更に別の機械にカードを入れて暗号ペアキーの生成などの作業を経てようやくe-Taxに使用できるカードの完成です。結構面倒ですね。電子証明書の発行で、さらに手数料500円。役所では都合1000円が必要でした。

■ICカードリーダライタの購入

ICカードリードライタ SONYのPaSoRi
SONYのPaSoRiは付属のソフトで
モバイルSuicaの履歴や残高も見ることができます。

その足でヤマダ電器に向かい、パソコンに接続できるICカードリーダーを購入することにします。店頭には一つの機種しかありませんでしたので、選択の余地無くソニーのPaSoRi(RC-S330)を購入しました。パッケージに「e-Tax対応」と書かれてあるので、まず間違いは無いでしょう。店頭価格は2980円でした。これで、e-Taxに必要なコストは都合3980円。初めてe-Taxで電子申告する場合は5000円の控除を受けることができるので十分元は取れることになります。なお、VAIOなどの最近の機種では予めICカードリーダーが搭載されている機種もあり、カードリーダーを購入する必要が無い場合もあるので予めご確認ください。

■ICカードリーダライタのドライバインストール

自宅の作業用PCに、購入してきたICカードリーダーに付属しているCD-ROMからまずはドライバソフトのインストールを行います。ドライバのインストール前にカードリーダーを接続してしまうと、少々面倒くさいことになるっぽいので事は慎重に運びましょう。付属のソフトウエアは製品によって異なると思いますので説明書をよく読んでください。

■(電子申告)作成コーナー事前準備

上記でインストールしたソフトだけでは、まだe-Taxによる申告はできません。次に「平成21年分事前準備セットアップ(Windowsの場合)」または「ルート証明書ダウンロード⇒インストール⇒公的個人認証サービス利用者クライアントソフトのインストール(Macの場合)」を行う必要があります。

ActiveX(Windows)の使用が不可になっていたり、ポップアップブロックがonになっている場合は、この段階でそれぞれ許可する設定にしておいてください。

■動作の確認
全てのインストールが完了したら、USBケーブルでICカードリーダーをパソコンに接続し、インストールされた「公的個人認証サービス」⇒「JPKI利用者ソフト」(Windowsの場合)を起動してみましょう。

公的個人認証サービス起動画面

ソフトが起動されたら、カードリーダーに住民基本台帳カードを乗せて、「証明書をみる」コーナーの、「自分の証明書」ボタンをクリックします。パスワードを求められるので、役所にて登録した暗証番号を入力します。すると、カードに登録されている氏名や生年月日、住所やカードの発効日などの情報が表示されます。これで、e-Taxに必要な事前準備は整いました。

次回は電子申告の手続き編(個人事業主の白色申告のケース)をご紹介します。

ところで。今回入手した住民基本台帳カードについて、少々。住民基本台帳カードそのものは、発行から10年間の有効期限が記されています。ただし、現段階では引っ越したり、姓が変わったりすると即無効となり、再発行の手続きが必要となってしまいます。また、書き込まれる電子証明書の有効期限はたったの3年となっていて、結局は3年毎に役所窓口に行って更新する必要が出てしまいます。長い目で見ると、この手間と手数料は結構馬鹿になりません。

何故このような不便な事が起きているのかと言えば、詰まるところ、現行の住民基本台帳の守備範囲が狭すぎるという点に尽きると思います。国民番号が導入されて、全てその番号に紐付けられればこのような非合理性も解消されるのでしょうが、そうなるにはまだまだ時間がかかりそうです。

Posted: 2010年 3月 05日 14:22

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Categories: 個人事業主Tips

Comments: 2 comments


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コメント & トラックバック

私も来年からe-Taxで確定申告をしようと思っていたのですが、いろいろ勉強になりました。しかも、偶然なのですが私も練馬なので非常に参考になりました、ありがとうございます。

個人事業主の確定申告様
はじめまして!コメントありがとうございます。
練馬なのですね!嬉しいです。また新しい情報で共有できそうなものがあれば公開していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

コメント





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